ワークショップ |(re)DISCOVER YOKOHAMA〜ヨコハマ再発見 シーズン3
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未来は永遠の過去の投影
安部公房『第四間氷期』1959
一見捉えるのが難しい「都市ヨコハマ」のイメージを、横浜市の6大都市事業に重ねあわせ、果たしてその上で「ヨコハマ」が、どのようにメディア(映画、アニメ、小説、マンガ、歌など)に描かれたのかを検証し、同時に横浜の都市計画や建築を考えながら表現したり語り合いながらあぶり出して行く「異分野を交錯させ」「感性を共有」するワークショップの第3シーズン。
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横浜市の先端的都市政策や建築、都市景観も参照しつつ、前シーズン中盤に見出した、横浜におけるSFや、近未来ファンタジー作品への探求から、「都市ヨコハマの未来性・ファンタジー性」をテーマに据え、年間タイトルを「みらい・未来・ミライ、ヨコハマ。」とした。前シーズンに続き再び通年開催とし、表象文化論・建築論・都市論・美術論・映画論なども加え、都市・横浜とメディアをじっくりと交差的に検討した。
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具体的には、いくつかの作品の舞台となった港北ニュータウンの散策から、新郊外都市のファンタジー性を感じ取ったり、横浜美術館での詩人・最果タヒの展示鑑賞などで創造的影響を受けるというプログラムだった。更に、国立シンガポール大学のシモン・チャン准教授の視察を受けるなど国際的な交流もあり、様々な職種や分野の人々が参加した刺激的で充実した1年だった。
後援:
横浜市芸術文化振興財団
協力:
日本都市計画家協会
*開催詳細情報はこちら
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