英国北部のリーズ市にあるリーズ・ベケット大学で、同校修士課程主任サラ・ミルズ教授の招きにより、シネマティック・アーキテクチャ東京ディレクター緒方が彼らのアプローチや作品についてのトーク、およびプレゼンテーションを行った。終了後、ミルズ研究室の学生達の日本でのプロジェクト作品について講評した。元々、ミルズ研究室では、ドキュメンタリー映画作家の視点と表現手法を都市解読とその建築的表現のために参照するなど映画言語や手法を積極的にその創作概念に採り入れていることから、シネマティック・アーキテクチャ東京のアプローチに類似点を感じ、英国から我々CATにコンタクトしたことが、2017年11月の九州大学主催「The Catalytic Commoning 建築と都市デザインへの建築的アプローチ」展と一連のセッションへと結びついた。滞在中、ヨークシャー彫刻公園で作品を鑑賞したり、歴史的建造物のユニークなリノベーションや斬新な都市開発で全英へと活躍の場を広げている建築設計事務所Group Gingerの事務所を訪問・視察した。