ワークショップ: きっと、会うたことのない、誰かのため(に) シーズン6

オンラインによる実施。そのため、これまでのものづくり中心のワークショップから、今回はテーマと作品について丁寧に話し合うことを主眼を置くディスカション形式とした。いわば各自が作品を持ち寄り話をする<読書会+アートカフェ>と言えるかもしれない。 テーマは、「ジェンダー論」。あらかじめ、ジュディス・バトラー、上野千鶴子、山内マリコ、チョナムジュなどの<女性のジェンダー論>に関する作品や発言を調べた。 続くディスカション本編では各自が北陸を舞台にした作品<映画、文学、アニメ、漫画など>を選び、そこで描かれた女性像から受けた印象を語り合った。 共通の話題としては、描かれる人たちは様々な場や階層に生きていて(無意識の依存やトレース)、そこにある問題点(慣習や圧力)に気づき、やがてそれらの境界を超え、解放や自立へ向かう姿が印象的だった、というものであり、次回以降は、その自立の先に何があるのかを話し合ってみたい、というものだった。

後援:
NPO法人 Nプロジェクト ひと・みち・まち(富山県高岡市)

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