ワークショップ |きっと、会うたこともない、誰かのため(に)シーズン6

北陸地方では、その地を舞台にした映画・アニメ・マンガ・小説など、これまで多くの優れた文芸作品が生み出されてきました。本ワークショップでは、特にそれら作品の中の”描かれた女性たち”に注目し、彼女たちの生き様や考え方、役割や夢などを見出し自由に語り合います。そして、そこから未来へ生かすことのできる、まちづくりのヒントやビジョンを探る試みです。複数メディア対象の読書会的なものとも言えます。
 本ワークショップは2016年から富山県高岡市で開催してきましたが、2020年に続き今回もオンラインでの開催となります。
下記のおすすめリストよりお好きな作品を1点上(何点でも可)ご鑑賞の上でご参加下さい。テーマに沿った2〜3時間程度のディスカションをします。
 それぞれの作品の質、というよりはテーマについて皆さんがどう感じたかを話し合いますので、専門的な知識の有無を気にせずご参加下さい。

(左より『君の膵臓を食べたい』『サクラクエスト』『もみの家』『さいはてにて〜優しい香りと待ちながら』『透光の樹』)

日程

ワークショップ
2021年12月12日(日)14:00-16:00

事前説明会
11月26日(金)20:00-21:00
11月28日(日)15:00-16:00
北陸作品概要と見どころについて/ワークショップQ&A
*参加申込を済ませた方のうちご希望の方が対象です
*どちらかお好きな日にご参加ください

参加方法

(事前予約申込制)(定員8名)
氏名、所属、連絡先を記入のうえ、メールにてご連絡ください。

参加費

無料

開催要項

*事前に北陸作品を下記リストより1点以上選び、ご鑑賞しておいてください (ご希望の方には鑑賞の手引きやおすすめ作品をなどお知らせします)
*オンライン参加方法は zoom等になります
*高校生以上どなたでもご参加可能です
*オフライン来場、オンラインとも東京、北陸以外の方のご参加を歓迎します
*北陸以外の方のご参加も歓迎します

後援

NPO法人 Nプロジェクト ひと・みち・まち

(左より『遠の眠りの』『ここは退屈迎えに来て』『true tears』『blue』『大コメ騒動』)

参考作品リスト(北陸の女性が描かれている作品)

映画
あのこは貴族』(2021監督岨手由貴子)、『大コメ騒動』(2021本木克英)、『もみの家』(2020監督坂本欣弘)、『ここは退屈迎えに来て』(2018監督廣木隆一)、『ナラタージュ』(2017監督行定勲)、『さいはてにて〜やさしい香りと待ちながら』(2016監督チアン・ショウチョン)、『アオハライド』(2014監督三木孝浩)、『blue』(2003監督安藤尋)
アニメ
君の膵臓を食べたい』(2018牛嶋新一郎)、『サクラクエスト』(2017監督増井壮一)、『花咲くいろは』(2011監督安藤真裕)、『true tears』(2009西村純二)
小説
遠の眠りの』(2019作谷崎由依)、『メガネと放蕩娘』(2017作山内マリコ)、『幸せすぎる女たち』(2013作雀野日名子)、『透光の樹』(2004作高樹のぶ子)、『谷間の女たち』(1989作森山啓)、『青桐』(1985作木崎さと子)、『螢川』(1977作宮本輝)

マンガ
月影ベイベ』(2013-2017作小玉ユキ)、『ほしのふるまち』(2006作原秀則)、『blue』(1996魚喃キリコ)
(左より『花咲くいろは』『ナラタージュ』『アオハライド』『あのこは貴族』『月影ベイベ』)

*上記以外の北陸女性を描いた作品をご覧になりたい方はお気軽にご相談ください
より詳しい北陸作品リストはこちら(シーズン5のページへ移動)

*「きっと、会うたこともない、誰かのため」: 高岡市西藤平蔵の旧家をモデルにした木崎さと子による小説『青桐』(1984年第92回芥川賞受賞作品)より